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【第243回(2026/3/17)<70~160歳の建物のリニューアル ― 木・組積・鉄・RC―>】

今回の建築家フォーラムでは、木造・組積造・鉄筋コンクリート・鉄骨の4種類の構造形式において、素材の耐久性の評価やジョイントに着目し、いかにして歴史的建築物をリニューアルし、長寿命化を実現したのかを紹介します。
1.木造― 東陽院(安政年間 1854–1860)
安政年間に建立された東陽院では、建物調査により接合部の劣化状況を確認し、意匠を損なわず耐震性を高めるために、壁面および屋根裏に鉄骨製ダイヤモンド型ブレースを設置し、耐震強度の確保と長寿命化を実現。
2.組積造― 横浜赤レンガ倉庫(1911、設計:妻木頼黄)
横浜赤レンガ倉庫では、既存のレンガ構造を最大限活用すべく、ジョイントとなる目地部には、エポキシ樹脂を注入する補強法を用い、強度向上を計画。強度試験を実施し、結果に基づいて倉庫全体の補強計画を立て長寿命化に成功。
3.鉄筋コンクリート― 国際文化会館(1955、設計:前川國男・坂倉準三・吉村順三)
既存建物の耐震補強に加え、地下部へ200人収容のホールを増築。増築に伴う仮設梁を、本設構造として再利用する設計手法を採用。これにより、材料の有効活用、施工効率の向上、工期の短縮を同時に達成し、環境負荷の低減と合理的なリニューアルを実現した。
4.鉄骨造(S)― 神奈川県立近代美術館(1951、設計:坂倉準三)
老朽化したフレーミングを活かしつつ、既存柱に補強を行い、壁面内部に 鉄骨ブレースおよび ISGWを追加する改修を採用。これらにより建物の外観を変えずに構造耐力を大幅に向上させ、歴史的価値を保持しながら、現在でも多くの人が訪れる建物へと再生した。

■ 講演会 
2026年3月17日(火)  18:00~会場受付開始 (ライブ配信は18:20~接続可)
開演  :18:30~20:30 【要予約:締切り3月16日(月)】
講演者 :今川 憲英(東京電機大学名誉教授N.S.Harmoney株式会社代表)

■ 会 場
田島ルーフィング株式会社 東京支店 (秋葉原UDX21階)
カンファレンスルームOcean1-2

東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDX南ウィング21階
2階からオフィス用エスカレーターにて5階へ
5階から(南ウィング)オフィス専用エレベーターにて21階へ
※会場での受講は【先着50名限定】となります。
※併せてインターネットによるライブ配信(Zoom)を行います。(先着100名)

■交通機関 
JR線「秋葉原駅」電気街口より徒歩1分 
駐車場 有 
※地下に駐車場(有料)がございますので各自でご精算をお願い致します

参加費
■会員:無料 法人会員:(3名まで)無料 【会場参加】【ライブ配信】
※法人会員で4名以上からは、一般ビジター扱いとなりますので【会場参加】は¥2,000、【ライブ配信】は¥1,000となります
■一般ビジター:
【会場参加】¥2,000 【ライブ配信】¥1,000
■学生・院生ビジター:
【会場参加】¥1,000 【ライブ配信】¥500

講演会お申し込み
建築家フォーラムのホームページ(https://kenchikuka-forum.com)よりお申込みください
課金が発生する申し込みの場合は、Peatixへのリンクからお申込みをお願い致します
→ https://kenchikuka-forum-visitor243.peatix.com

問合せ
建築家フォーラム 事務局  E-mail:isonaga@kenchikuka-forum.com

今川 憲英  いまがわ のりひで
1947-
広島県尾道市生まれ
日本大学理工学部建築学科卒業
東京大学生産技術研究所川又研研究生
TIS&Partners設立~2022.7
TIS MANIA取締役
日本建築構造技術者協会(JSCA)理事・副会長
京都工芸繊維大学非常勤講師
東京電機大学未来科学部名誉教授
日本建築学会賞[業績]素材と空間を結ぶ構造デザイン
現在、2023.4~N.S.Harmoney株式会社代表

「むずかしいテーマをやさしく やさしいことを深く 深いことを面白く」

建築家フォーラム2025年度は代表幹事:古谷誠章、幹事:今川憲英・国広ジョージ・手塚貴晴・安田幸一
藤村龍至・吉村靖孝・栃澤麻利・大西麻貴・佐藤 淳で運営しています
監査役:可児才介・森 暢郎
建築家フォーラム 事務局長 磯永聖次/ホームページ https://kenchikuka-forum.com

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