建築家フォーラム再発足
拝啓 ますますご清栄のことと、お慶び申し上げます。
三碧木星という私の強運の星まわりのせいでしょうか。10年間にわたり、大変充実した建築家倶楽部のトークと展示を皆さんの御協力で続けることができました。そして思いがけず、隠れスポンサー「フィグラ」(加藤升三郎氏)のメセナに対して、日本建築学会文化賞が授与されました。
メンバーとの直接の窓口としての藤岡女史のソフトでケジメの利いた対応が大きな役割を果たしたことは、多くのメンバー各位の声です。さらにこのたび、会場の提供をはじめとして小熊さんという素敵な女性を窓口に据えていただいたINAXの並々ならぬ御支援で、2002年1月より建築家フォーラムが再発足いたしますことは、今時考えられぬ幸運でした。
これまでと変わらず「むずかしいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことをおもしろく」をモットーに、楽しいコミュニケーションスペースを展開いたします。別紙ご案内の通り、今川・川向・古谷の三人の有力な幹事さんの御協力(ボランティア)を得、メンバーの期待に対応しながら、年10回のプログラムを組み上げてまいります。まず、新春早々には閉塞状況から脱皮する手法のひとつとして「建築プロデュース研究所」の大内さんを中心として三人の建築家が、賑々しく盛り上げて下さることを期待して、私が企画いたしました。
どうぞ周辺の御友人をお誘い合わせのうえ、気軽にメンバーとして参加されることをお勧めします。「建築大好き人間」以外、特に厳密な入会資格を問うことはありません。
敬具
2001年12月
代表幹事 近江 栄
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